■年数たってからのクロス張替えのクロス選びについて

それは下地の劣化具合に対して適切な厚みをもった壁紙を選ばれたほうが好ましいという事です。(厚みをもった壁紙は普及品でも一般品でも種類はたくさんあります。)

具体的に申し上げますと、張替えをされる方の住宅は、ある程度の年数がたっています。


そうしますと壁紙を張ってある下地は、小さなふくらみ、下地の小さな変形などの劣化があります。(新築当時は機械でカットしたように、まっ平らです。)

現状は古い壁紙が張ってある時はその汚れで、その小さなふくらみ・変形はわかりません。また、古い壁紙をはがす時に下地は少なからず荒れてきます。


当然古い壁紙を剥がした後の下地の補修は致しますが、小さなふくらみ、変形、はがした後の荒れが新しい壁紙を張った時に表面に浮きでないようにする必要があるのです。

適切な厚みをもったクロスを張りますと表面がきれいに仕上がります。
(新築当時は下地がまっ平らなのでうすいクロスを張ってもきれいに仕上がります。)


色柄のあるクロス・壁紙を選ばれる方は比較的うすい壁紙が多いので、
その中からなるべく、厚みのあるクロスを選んだほうがきれいに長持ちする仕上がりになります。



■下地の状態とつなぎ目の施工方法の関係について

新築時とリフォーム時のこの下地の違いによって下地の年数が経過しているほど、クロスとクロスのつなぎ目部分は「下地にカッターの傷をつけない施工方法」を取る方が適しています。

下地の強度が新築時よりも弱くなっていますので後になって、つなぎ目部分が割れてくる場合が多いからです。

新築時は下地に強度があるので、つなぎ目部分は「下地にカッターの傷が入る施工方法」を取っても、割れてくる事は少ないです。



■実際の下地写真



↑@新築時の下地



↑A築18年の下地



↑B築25年の下地



↑C築23年の下地

Cのように年数の割りにきれいな下地もありますが、
下地の年数が経過しているほど、クロス張替えはA、Bの写真のような状態を予想したクロス選び、つなぎ目部分の施工をするほうが間違いはありません。

古いクロスが張ってありますと、このような下地の状態は想像しずらいようですが、大切なところです。



■基本的なクロス選び方について

見本帳で選びますが大事な事は、見本帳で見るのと実際に部屋全体に張った感じは違いがあります。

実例)花柄が好きな奥さんがいらっしゃいまして、家中を花柄にしましたが施工後あまり満足された様子はありませんでした。「家の中が少し落ち着きがなくなった」といった感想を持ったようです。


何を基準に選べば良かったのでしょうか?どこに、何を張るのか、ある程度標準らしき事があります。

実例の場合ですと花柄はトイレ、洗面所、キッチンなどの狭いスペース部分にして、その他は落ち着いた色合いで、しかも明るい感じのものを選択すると良かったと思います。(このタイプ屋が広く見えます。)

お客さまの好みはもちろん大事ですが、派手な感じにすると
「思っていたイメージと違ってしまった。」となるケースが以外と多いです。

お店みたいな雰囲気のように感じるようです。

特に玄関などご家族以外の方の出入りがあるところは、シンプルなものがいいように感じます。

また、そのお部屋の日当たり具合もすごく大事です。もし良くないようでしたら、パッと明るいものを選びましょう。やはり明るい色は気持ちも晴々することが多いように思いますので張り替えた喜びも大きくなると思いますよ。


■カビのためクロスの張替えを検討されている方へ

防カビタイプのクロスを候補にあげるかとおもいますが、下地にまでカビが浸透している場合、「吸放湿」の表示がある防カビのクロスを使用されますと効果がないばかりかすぐにカビがでてしまうケースがあります。

また、「吸放湿」表示クロスは下地が石膏ボードを前提とした商品なので、マンションなどで下地がコンクリートの部分にも適しません。
「吸放湿」と表示されている以外の防カビのクロスを選択される事をおすすめしています。



■アレルギー体質の方へ

アレルギー体質の方には抗アレルゲン壁紙がおすすめです。室内のスギ花粉・アレルゲンを20年間にわたって80パーセント以上低減いたします。

防カビ機能もついていて汚れもふき取りやすいです。 
こみこみ料金 6帖 天・壁 55000円税込み